今年も、夏休み宿題絵画ポスター教室を開催致しました。
事前にメールで、描きたいテーマについての
内容を聞き取って、参考になる画像収集や
ポスターに入れる標語のレタリング準備などをしました。

3名様ずつ2時間 夢中に、小1〜小4の15名の皆さんがご参加くださいました。
宿題のテーマをよく考えて、表現して頂きました。
テーマ
「愛鳥週間」
「動物愛護」
「防災ポスター」
「緑化ポスター」
「海ポスター」
「私たちの大好きな生駒」
「駐輪マナー啓発」
「大和川のポスター」
皆さんの作品はこちら。





実は、毎年、
夏休みの宿題として、学校に作品提出した後、
こども絵画コンクールで表彰されました!と、
多数の方々からの受賞報告を頂いております。
一生懸命、描いた自分の絵が認められると、
自信がつき、嬉しいですよね。
ちなみに、
毎月、開催のこども絵画教室は、こども絵画コンクール応募を目標とした教室ではありません。
今、私が主宰するこども絵画教室での私の目指す視点は他にあるからですが、
夏休み宿題絵画ポスター教室においては、
子供たちに、受賞をねらって頑張ろう!とは、決して言いませんが、
私としては、成果を残したいと思っています。
とはいえ、
こども絵画コンクールにおいて、受賞できる可能性は
結構、簡単なようで難しいのです。
絵の評価は算数のように答えが決まっていないから、入賞するための選考に残り続けるためには、
かなりの枚数(何千枚?いや何万枚?)から目立って、キラリと光る作品でなければなりません。
難関だーって思うでしょうけど、
長年の子供絵画指導の経験により、かなりの確率で受賞できるように指導できます。
しかも、本人が自信を持って、自分で描き切ったという自己満足度100%の達成感を持たせてあげて。
では、
こども絵画コンクールで選ばれる絵とはどんな絵でしょう。。。
私の観点です。
ズバリ!
作品から伝わるエネルギーが愛

意欲的にワクワク夢中に描いた作品と、
いやいや投げやりで怒りんぼで描いた作品とでは、
全く違います。
具体的に評価のポイントをわかりやすく まとめると、
○先ず、絵画コンクールのテーマにふさわしい内容の作品であること。
○自分の思いが表現されていること。
○年齢相応以上の技術的なテクニックは必要ありませんが、単調すぎない線の描写。
○動きやリズムのある作品であったり、声や音が聞こえてきそうな作品。
○色彩豊かであり、混色などの色使いに工夫を感じられる作品。
○画用紙のすみずみまで、丁寧に描き切った作品。
こんな感じですね。
こども絵画コンクールで受賞目標にしているのは、小学生夏休みの宿題絵画教室だけです。
普段のこども絵画教室では、描くことに慣れ親しんで、楽しみの時間を持ってほしいと思っています。
特に低学年場合は、描くことに慣れているか慣れてないかだけで、
得意や不得意が決まってしまいがちです。
よく、大人は絵心あるとか、ないとか言う人がいるけど、
そもそも絵心って何?
自分の思いが自由に表現できる楽しい時間を
こども絵画教室を通じて、
持って頂けると嬉しいと思います。
子供たちには、美しい色や美しい形に感動したり、
季節を感じ、観察したり、じっくり描く時間を楽しみ
和やかでゆったりした時間を大事にしてほしいと思います。
posted by みわかおり at 00:00|
こども絵画教室・ws